井の頭自然文化園(園長 杉野隆)で飼育していたアムールヤマネコの「ミレ」(メス)が出産しましたが、その後、死亡しましたので、お知らせします。
1.死亡したアムールヤマネコ
名前
ミレ
性別
メス
年齢
6歳
生年月日
- 2020年4月30日 ソウル大公園(韓国)生まれ
- 2021年11月4日 井の頭自然文化園に来園
死亡日
2026年5月2日(土曜日)
死因
膀胱の損傷による出血死
2.生まれたアムールヤマネコ
誕生日
2026年4月28日(火曜日)
頭数
3頭
性別
オス1頭、メス2頭
両親
母親
ミレ
父親
タリ(6歳)
- 2020年4月14日 ソウル大公園(韓国)生まれ
- 2021年11月4日 井の頭自然文化園に来園
3.経緯
井の頭自然文化園では、環境省のツシマヤマネコの保護増殖事業に協力しており、同亜種のアムールヤマネコの飼育を2000年8月から開始し、展示と繁殖技術の向上に取り組んできました。希少動物の飼育下繁殖を促進させるため、東京都と友好都市提携を結んでいるソウル特別市から2021年11月に「ミレ」と「タリ」がペアで来園し、2022年と2023年に繁殖に成功しています。
今年も2頭を同居させたところ、2月末に交尾が認められ、4月28日の午後10時頃より出産が始まり3頭の子が誕生しました。母子を落ちつかせるため、直接観察は行わず、監視カメラで授乳や子の世話の様子を確認していました。しかし、5月2日の朝、ミレが倒れているのを飼育担当者が発見し、その後死亡を確認しました。解剖の結果、膀胱に損傷があり、腹腔内に尿と思われる液体が溜まっていました。出産時に何らかの理由で膀胱に圧力がかかり、損傷を受けた可能性が考えられます。
誕生した3頭の子は、現在、動物病院の獣医師と飼育職員が人工哺育を行っています。公開については決まり次第、井の頭自然文化園公式ホームページ(外部サイトへリンク)でお知らせします。
コメント