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水・土壌

「PFOS等の濃度低減のための対策技術の実証事業」における対象技術の選定について

1.環境省では、国内のPFOS等の濃度低減のための対策技術に関する知見を充実させるため、令和7年4月21日(月)から同年5月23日(金)にかけて、「PFOS等の濃度低減のための対策技術の実証事業」の対象とする技術提案の公募を実施したところです。
2.この度、応募のあった提案の中から、実証対象とする技術として、下記の技術が選定されましたので、公表します。

■ 事業目的

 近年、水環境中で50ng/Lを超過した地域等において、高濃度のPFOS及びPFOAを含む土壌・排水・地下水等が確認されており、国内外で様々なPFOS等の濃度低減のための対策技術が提案され始めていますが、国内における対策の実施例は限られています。
 このため、環境中に高濃度で検出されたPFOS等について、濃度低減のための効果的な対策技術に関する知見を充実させることを目的として、PFOS等の濃度低減のための対策技術の実証事業を実施します。
 得られた知見については地方自治体等に広く提供していきます。

■ 技術提案の公募

 令和7年4月21日(月)から同年5月23日(金)まで、以下三つのPFOS等の濃度低減のための対策技術について、それぞれ現地での実証試験及び現地以外での実証試験を対象として公募を行ったところ、延べ74件(50社)の応募がありました。
 (公募対象技術)
 ・ 土壌中のPFOS・PFOA濃度を低減させる技術(【土1】)
 ・ 産業廃棄物最終処分場(管理型)の放流水中のPFOS・PFOA濃度を低減させる技術(【水1】)
 ・ 産業廃棄物最終処分場(安定型)の浸透水中のPFOS・PFOA濃度を低減させる技術(【水2】)

 応募のあった技術提案は、学識経験者で構成される「PFOS等の濃度低減のための対策技術に関する実証事業運営会議」(構成は別添参照)により審査され、次表に示す計9件(8社)の技術が、本事業における実証対象技術として選定されました。
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環境省

今日の環境問題は、国民の日常生活や通常の事業活動から生ずる過大な環境負荷が原因となっており、その解決には、大量生産・大量消費・大量廃棄型の現代社会の在り方そのものを持続可能なものへと変革していかなければなりません。 こうした変革を具体化するため、環境省は、 (1)廃棄物対策、公害規制、自然環境保全、野生動植物保護などを自ら一元的に実施するとともに、 (2)地球温暖化、オゾン層保護、リサイクル、化学物質、海洋汚染防止、森林・緑地・河川・湖沼の保全、環境影響評価、放射性物質の監視測定などの対策を他の府省と共同して行い、 (3)環境基本計画などを通じ政府全体の環境政策を積極的にリードしています。

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