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ASEANのサプライチェーンにおける重要鉱物/e-wasteリサイクルに関する日米共同セミナーの結果について

日本国環境省及び米国国務省は、大阪万博米国パビリオンにて、「ASEANのサプライチェーンにおける重要鉱物/e-wasteリサイクルに関する日米共同セミナー」を開催いたしました。

  • 場所 :大阪・関西万博 米国パビリオン(大阪府大阪市此花区夢洲)
  • 主催者:日本国環境省、米国国務省

■ セミナーの概要

1. 日本環境省および米国国務省は、大阪・関西万博米国パビリオンにて「ASEANのサプライチェーンにおける重要鉱物/e-wasteリサイクルに関する日米共同セミナー」を共催しました。

 
2. 本セミナーは、2023年のジャカルタ及び2024年のビエンチャンで開催されたASEAN閣僚会議期間中に行われた実務者レベルセミナーを含む、2年間にわたる日米協力に立脚しています。これらのイベントにおいて、ASEANにおける電気・電子機器廃棄物(e-waste)リサイクルの経済的なポテンシャルと、強靭な重要鉱物サプライチェーンの構築の重要性が浮き彫りになりました。
 
3. 本セミナーは、2025年7月1日の日米豪印外相会合「日米豪印重要鉱物イニシアチブ」の設立に続き、開催されました。
 
4. 本セミナーには、日米の政府関係者、ASEAN事務局、民間企業(製造業者、金属精錬業者、リサイクル業者、電子商取引企業を含む)、研究者、投資家が参加しました。
 
5. セミナー参加者は、重要鉱物の重要性と将来的なさらなる需要増の見込み、一部の重要鉱物種やその精錬機能の地域偏在性によるリスク、e-wasteからのリサイクルからの金属回収のポテンシャルと意義について理解を深めました。また、世界の中でも最も急速にe-wasteが増加しているASEAN地域におけるe-wasteリサイクルについて、現状と制度面・実態面の課題、参加者が当該地域で行っている画期的な取組、革新的な技術とその実装の見込み、経済的ポテンシャルや今後のビジネス機会や投資の可能性について、互いの経験と知見を紹介・共有し、意義ある意見交換を行いました。
 
6. 議論では、一次採掘への依存度を低減し、生産コストを削減でき、新たなビジネス機会も創出するe-wasteからの重要鉱物回収について、その経済的なポテンシャルと投資の可能性が強調されました。また、参加者は、この取組が重要鉱物の供給源を多様化して市場や地政学的な混乱に対する脆弱性を軽減することで、サプライチェーンのレジリエンスを強化することに言及しました。合わせて、ASEAN各国の実情と特性に整合的な形で取組を進める必要性についても、認識されました。
 
7. 本セミナーでは、e-wasteリサイクルによる金属回収を通じた重要鉱物の強靭なサプライチェーン構築において、日米官民連携が果たす戦略的役割が強調されました。参加者は、日米企業がe-wasteリサイクルの経済的な利益を共同で活かし、協働することでリスクを軽減し、コストを削減し、ASEAN域内外におけるサプライチェーンの安定性を向上させる方策について検討しました。
 
8. 本セミナーの成果を踏まえ、日本と米国は、革新的な産業事例や新たな研究開発、ASEAN域内での現地法制度整備の促進と支援、日米豪印重要鉱物イニシアチブに基づく取り組み等を通じて、重要鉱物の回収と精錬、並びに輸出手続の効率化に関する協力を強化してまいります。これらの活動は、経済成長を促しながら強靭なe-wasteサプライチェーンを構築するという、ASEAN加盟国が掲げる目標に沿ったものです。
 

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