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環境・自然

野鳥監視重点区域の解除及び都の対応

東京都小笠原村父島で確認された高病原性鳥インフルエンザの疑い事例により指定されていた野鳥監視重点区域(発生地を中心に半径10キロメートル以内)が、令和7年11月28日付けで解除されたため、ご報告します。

1 これまでの経緯

  • 11月21日にオナガガモ1羽の死体を回収
    環境省が簡易検査を実施したところ陰性と判明
  • 11月26日に国立研究開発法人国立環境研究所で遺伝子検査【注1】を実施したところ、A型鳥インフルエンザ陽性を確認
  • 同日、環境省が発生地周辺10キロメートル圏内を野鳥監視重点区域に指定
  • 11月28日に国立研究開発法人国立環境研究所で遺伝子検査【注2】を実施し、高病原性鳥インフルエンザ陰性を確認

【注1】リアルタイムRT-PCR法によりA型鳥インフルエンザウイルスに特有の遺伝子であるM遺伝子およびH5亜型高病原性の判定を遺伝子検査。M遺伝子は陽性、H5亜型は陰性
【注2】次世代シークエンス/サンガー法により亜型の判定及び高病原性の有無の判定を遺伝子検査

2 解除日

令和7年11月28日

3 都の対応

全国の高病原性鳥インフルエンザの発生状況に鑑み、野鳥の監視及び情報収集を継続して参ります。

4 留意事項

  • (1)鳥インフルエンザウイルスは、感染した鳥との濃密な接触等があった場合を除いて、人には感染しないと考えられています。日常生活においては、鳥の排泄物等に触れた後には手洗いとうがいをしていただければ、過度に心配する必要はありません。
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