近年、子どもの人口が減少する一方、不登校の子どもは増加しています。不登校は、特定の子どもに限られた問題ではなく、現代社会に潜む多様な「生きづらさ」や構造的課題が背景にあると指摘されています。本講座では、不登校や若者の「生きづらさ」を研究してきた専門家を迎え、「不登校を理解するとはどういうことか」「不登校への「対応」は何をゴールとしているのか」といった問いを出発点に、不登校という現象の意味や「生きづらさ」との関係、不登校をめぐる社会の価値観について理解を深める機会とします。
学校に行かない子どもたちを一方的な価値観で評価するのではなく、一人ひとりが尊重される社会のあり方を問い直しながら、子どもたちへの支援や関わり方について共に考えます。
1 名称
令和7年度第2回人権問題都民講座
「「不登校」から社会を問う―「生きづらさ」から考える」
2 日時
令和7年10月3日(金曜日)午後6時30分から午後8時30分まで
(開場:午後6時00分)
3 開催方法
会場及びオンライン(Zoom)開催
※講師はオンラインで登壇します。
4 会場
東京都人権プラザ1階 セミナールーム
(港区芝2-5-6 芝256スクエアビル1階)
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