省エネに関する情報をまとめて共有

CASBEE

「LCCM低層共同住宅部門の基本要件(LCCO2)適合判定ツー ル2024年版(v2.0)」を公開しました。

LCCM(ライフサイクルカーボンマイナス)住宅・建築物に関する研究

低炭素社会が盛んに議論される昨今、CO2削減はもっとも重要な政策課題となっています。一方で民生部門、つまり建築関連で使用されるエネルギー消費量は増加が続いており、そのための取り組みが急務となっています。
住宅分野では、運用時の省CO2だけでなく長寿命化の取り組みも盛んになっており、長寿命で、且つ一層のCO2削減を目標とした住宅として、ライフサイクルカーボンマイナス住宅(LCCM住宅)が注目されています。これは、住宅の長い寿命の中で、建設時、運用時、廃棄時において、できるだけの省CO2に取り組み、かつさらに太陽光発電などを利用した再生可能エネルギーの創出により、住宅建設時のCO2排出量も含め生涯でのCO2の収支をマイナスにする住宅であり、今後の住宅政策の柱の一つとなるものと期待されています。
本プロジェクトは、平成21年度より国土交通省の補助事業として,一般社団法人日本サステナブル建築協会内に「ライフサイクルカーボンマイナス住宅研究開発委員会(村上周三委員長)」を設置し、研究開発が進められています。平成22年度には建築研究所内にデモンストレーション住宅を建設し、具体的な検討、検証を行うとともに、デモンストレーション住宅の見学会の開催等を通じて、LCCM住宅の普及促進に努めています。
令和3年度からは、対象を建築物に広げ、「LCCM住宅・建築物研究開発委員会」(村上周三委員長)として研究を行っています。

続きはこちら
  • 投稿者
  • 投稿者の新着記事
一般社団法人日本サステナブル建築協会

一般社団法人日本サステナブル建築協会(JSBC)では、平成20年の法人設立以来、建築環境総合性能評価システム(CASBEE)の開発を中心に、SWH(スマートウエルネスハウス)、SWO(スマートウエルネスオフィス・ビル)、LCCM(ライフサイクスカーボンマイナス住宅・建築物)などの省エネルギー、省CO2、ウエルネスなどの環境性能に優れたサステナブル建築の調査・研究・開発を産官学一体となって推進してきました。 令和6年6月に吉野博先生を引き継ぎ会長に就任に致しました。カーボンニュートラル実現に向けて省エネルギー・省CO2に関連する評価手法や技術の開発と普及などが期待される中、時々の課題に対応しつつ、サステナブル建築物の普及とサステナブル社会の形成の推進に貢献するため、関係各位のご指導とご協力を頂きながら事業を推進して参りたいと考えております。宜しくお願い申し上げます。

  1. 令和7年度「サステナブル建築物等先導事業(省CO₂先導型)」公募について

  2. CASBEE-建築(新築)2024年版評価ソフトを公開しました。

  3. CASBEE-戸建(新築)2025年版評価ソフトを公開しました。

  4. CASBEE-ウェルネス不動産 評価マニュアル(2025試行版)の公開と意見募集について。

  5. CASBEE-ウェルネスオフィス評価マニュアル(2025試行版)の公開と意見募集について。

  6. 住宅の断熱化と居住者の健康への影響に関する全国調査 第9回報告会(開催日:2025年2月13日)

  7. CASBEE-不動産2024年版評価ソフトを公開しました。

  8. 「第31回 住宅・建築物の省CO₂シンポジウム」開催

  9. CASBEE-街区 2024年SDGs対応版 マニュアル(試行版)公開と意見募集について

  10. CASBEE-建築(新築)マニュアル(2024試行版)の公開と意見募集について

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


RECOMMEND
RANKING
DAILY
WEEKLY
MONTHLY
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  1. 1
  2. 2
  3. 3

RELATED

PAGE TOP