2. 本フォーラムは、モンゴルにおける炭素市場へのJCMプロジェクトを通じた民間ビジネス参画、及びJCMプロジェクトに係るマッチメイキングの促進を目的として実施されました。あわせて、パリ協定第6条に基づく協力的アプローチの具体化に向け、両国政府及び民間企業間での理解促進と実務的な意見交換を行いました。
3. 民間企業等によるプレゼンセッションでは、アジア開発銀行による資金支援スキーム、廃棄物発電を含む最適な廃棄物管理システムの構築、営農型太陽光発電、地域熱供給ネットワーク、地中熱・太陽熱ハイブリッドヒートポンプ、再生型放牧による牧草地再生など、様々な技術導入事例やプロジェクトが発表されました。その後のビジネスマッチングセッションでは、両国の企業、政府関係者及び国際機関が参加し、個別協議を通じてJCMプロジェクト開発の可能性について意見交換を行いました。
4. フォーラムに先立ち開催された二国間会合では、モンゴルがホストを務める国連砂漠化対処条約(UNCCD)COP17を見据え、同国初となるパリ協定に沿ったクレジットである「国際的に移転される緩和成果(internationally transferred mitigation outcomes: ITMOs)」の創出を目指すことで一致し、モンゴルが策定中の「気候変動法」に基づくプロジェクト承認手続きの迅速化や、デジタル技術を活用したMRV体制の構築について、実務レベルでの詳細な議論が行われました。
5. 環境省は、今後もJCMの利用拡大・加速を図り、モンゴルにおける具体的なプロジェクト形成及び実施を通じて、同国の脱炭素化及びパリ協定6条の着実な実施に貢献していきます。
コメント