2. 本ロードマップでは、2024年3月に策定した「ネイチャーポジティブ経済移行戦略」を踏まえ、ネイチャーポジティブ経済の実現に向けた国の施策の方向性と、企業・金融機関・投資家・消費者・地方公共団体等を含むステークホルダーに期待するアクションについて整理しております。
3. 本ロードマップの実行を通じて、ネイチャーポジティブ経済への移行をさらに進めてまいります。
■ 背景
2024年3月には、ネイチャーポジティブの取組が、企業にとって単なるコストアップではなく、自然資本に根ざした経済の新たな成長につながるチャンスであることを示し、実践を促すために「ネイチャーポジティブ経済移行戦略」を策定しました。
ネイチャーポジティブ経済を実現するためには、企業・金融機関・投資家・消費者・地方公共団体等を含むステークホルダーの連帯が重要であり、各主体が「いつまでに、何をすべきか」といった方向性を共有するためにも、2030年までの筋道の全体像の具体化が必要です。
このため、国の施策を主軸としつつ、各ステークホルダーに期待するアクションについてネイチャーポジティブ経済研究会において議論を行い、「ネイチャーポジティブ経済移行戦略ロードマップ(2025-2030年)」を、この度策定しましたので公表するものです。
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