経済産業省は、住宅における省エネルギー性能牽引の担い手であるZEH・ZEH-Mについて、今後、より高い省エネルギー性能を掲げることが期待されること、また、再生可能エネルギーの自家消費の拡大の促進を行う必要があることを踏まえ、新たに「GX ZEH」及び「GX ZEH-M」を定義しました。
1.背景
「2030年にZEH基準の水準の省エネルギー性能の確保を目指す」、「2050年のストック平均でのZEH基準の水準の省エネルギー性能の確保を目指す」という2つの目標が示されています。省エネルギー性能牽引の担い手であるZEHには、今後、より高い省エネルギー性能を掲げることが期待されており、また、再生可能エネルギーの自家消費の拡大を促進するため、2024年度にZEH・ZEH-M委員会を開催し、ZEH・ZEH-Mの定義見直しについて検討を行いました。検討した案については、パブリックコメントで広く意見を募集し、提出のあった意見も踏まえつつ、新たな定義を定めています。
2.概要
2030年代後半に広く普及が期待される住宅として、3つの観点で新しいZEH・ZEH-Mの定義を検討しました。
- 2050年の目標達成を牽引する省エネ性能
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