大和ハウス工業、新賃貸住宅THE STATELY発表、耐震等級3を標準採用

大和ハウス工業株式会社は2025年3月3日より、ZEH-Mに対応した重量鉄骨ラーメン構造の3・4階建て賃貸住宅商品「THE STATELY（ザ ステイトリー）」の販売を全国（北海道、沖縄県、一部エリアを除く）で開始しました。この商品は、同社の創業70周年を記念して開発されたものです。

最高レベルの耐震性能を実現

「THE STATELY」は、住宅の耐震等級で最も高い「耐震等級3」を標準仕様とした賃貸住宅商品です。これは同社の賃貸住宅商品として初めての試みとなります。超高層建築物でも使用される座屈拘束ブレース耐力壁「DSブレース」を採用しており、引張と圧縮の両方で高い耐震性能を発揮します。さらに、柱と梁の接合部分には厚鋼板による補強と国土交通大臣認定を取得した特殊高力ボルトによる接合「DRF構法」を採用し、強固な構造躯体を実現しています。

快適な住空間を支える高い遮音性能

住戸間の生活音に配慮した独自の界壁構造に加え、吸音材を充填することで80dB（大音量のテレビやステレオと同レベル）の音を30dB（小さなささやき声と同レベル）程度に抑制する遮音性能を実現しています。また、上下階の音を効果的に軽減する当社オリジナル工法の遮音床「DSスラブ」を採用し、入居者の快適な住環境を確保しています。