令和7年6月5日(木)に千葉県柏市の民間事業者敷地内に運び込まれたコンテナからアリが発見され、専門家による同定の結果、要緊急対処特定外来生物ヒアリ(Solenopsis invicta)であることが確認されましたので、お知らせします。
当該コンテナ内で確認された個体及びコンテナ外にこぼれ落ちた個体は直ちに殺虫され、コンテナは封鎖されました。殺虫作業を行った際には、働きアリ約500匹、卵・幼虫又はサナギ計約30個が発見されました。
これは今年度3事例目のヒアリ確認事例です。(平成29年6月以降の累計は138事例)
経緯
- 5/20(火)
- 中国のベイジャオ港から当該コンテナを積載した船舶が出港。
- 5/21(水)
- 経由地である中国の深圳港に入港。
- 5/25(日)
- 深圳港を出港。
- 6/1(日)
- 東京港青海ふ頭に入港し、コンテナを陸揚げ。
- 6/4(水)
- 東京港青海ふ頭コンテナヤードから陸路にて東京都江東区のシャーシプールに搬入。
同日、茨城県牛久市の民間会社車庫へ搬入。
- 6/5(木)
- 茨城県牛久市の民間会社車庫から千葉県柏市の民間事業者敷地へ搬入。
事業者がコンテナを開封したところ多数のアリと卵・幼虫又はサナギを確認したため作業を中断し、コンテナ内の個体及びコンテナ外にこぼれ落ちた個体を殺虫処理。コンテナを封鎖し、ヒアリ相談ダイヤルに連絡。
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