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地球環境

第17回パリ協定6条4項監督機関会合が開催されました

1.  2025年8月4日から同年8月7日にかけて、第17回パリ協定6条4項監督機関会合がドイツ連邦共和国・ボンにて開催され、日本政府からアジア太平洋グループに議席を持つ環境省JCM推進室 髙橋健太郎室長補佐が参加しました。
 
2.  第17回パリ協定6条4項監督機関会合では、2026-2027年の6条4項メカニズムの事業計画が採択されました。また、パリ協定6条4項において、プロジェクト活動を実施するための規則の改訂やメカニズム方法論における抑圧された需要に対応するための基準が採択されました。
 
3.  その他、2件の事業がクリーン開発メカニズム(Clean Development Mechanism:CDM)から6条4項に移管されることが承認されました。6条4項メカニズムのもとで、温室効果ガス排出削減量の妥当性確認と検証を行う審査機関として、新たに5機関が認定されました。
 
4.  我が国としては、6条交渉に積極的に貢献し、パリ協定6条2項に基づく二国間クレジット制度(Joint Crediting Mechanism:JCM)で250件以上の脱炭素に貢献するプロジェクトを実施した経験に基づき、パリ協定6条4項(国連管理型)のルール形成に貢献することで、パリ協定6条全体の迅速な運用に貢献していきます。本監督機関会合の結果を参考にしつつ、JCMプロジェクトの拡大・加速に取り組みます。
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環境省

今日の環境問題は、国民の日常生活や通常の事業活動から生ずる過大な環境負荷が原因となっており、その解決には、大量生産・大量消費・大量廃棄型の現代社会の在り方そのものを持続可能なものへと変革していかなければなりません。 こうした変革を具体化するため、環境省は、 (1)廃棄物対策、公害規制、自然環境保全、野生動植物保護などを自ら一元的に実施するとともに、 (2)地球温暖化、オゾン層保護、リサイクル、化学物質、海洋汚染防止、森林・緑地・河川・湖沼の保全、環境影響評価、放射性物質の監視測定などの対策を他の府省と共同して行い、 (3)環境基本計画などを通じ政府全体の環境政策を積極的にリードしています。

  1. 令和7年度「体験の機会の場」と連携した環境教育・学習推進リーダー養成研修~「自然エネルギーを活用した住まいづくりの場から学ぶ」-気候危機の時代に考える私たちの住まいと暮らし―~

  2. 令和6年度末の汚水処理人口普及状況について

  3. 「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」に基づく措置命令について

  4. 第17回パリ協定6条4項監督機関会合が開催されました

  5. 環境省とアフリカ開発銀行(AfDB)の環境に関する覚書(SOI:Statement of Intent)の署名について

  6. 令和6年度ゼロエミッション船等の建造促進事業二次公募の採択結果について

  7. 令和7年度第1回水環境における放射線物質の常時監視に関する評価検討会の開催について

  8. 「2030生物多様性枠組実現日本会議(J-GBF)第5回ビジネスフォーラム」におけるビジネスマッチング出展企業の募集について

  9. 第28回環境省国立研究開発法人審議会

  10. 8月27日は、人々の暮らしや生態系に重要な役割を果たす湖沼を大切にする「世界湖沼の日」です。

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