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自然環境

大阪港におけるアカカミアリの確認について

<大阪府・大阪市同時発表>

 令和7年9月10日(水)に大阪港で確認されたアリについて、専門家による同定の結果、ヒアリ類の1種である要緊急対処特定外来生物アカカミアリ(Solenopsis geminata)であることが確認され、その後、調査及び防除を行ってきたところです。
 当初確認されたのは働きアリのみでしたが、9月25日(木)に実施した防除作業において、有翅女王アリ、幼虫及びサナギが新たに確認されましたので、お知らせします。 
 引き続き、発見場所において目視やトラップによる調査及び防除を大阪府・大阪市等と協力して実施し、定着防止の取組を進めます。

経緯

9/10(水)
環境省が実施する全国港湾調査の大阪港での調査において、調査事業者がコンテナヤード上で、アカカミアリと疑わしいアリ約100個体が舗装の継ぎ目から出入りしていることを確認。確認場所周辺に殺虫餌(ベイト剤)を設置。環境省が専門家に回収したアリの同定を依頼。
9/11(木)
環境省から依頼を受けた専門家が、当該アリについてアカカミアリであることを確認。
9/12(金)
環境省近畿地方環境事務所が追加の現地確認を実施。アカカミアリの働きアリ約800個体を確認。
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環境省

今日の環境問題は、国民の日常生活や通常の事業活動から生ずる過大な環境負荷が原因となっており、その解決には、大量生産・大量消費・大量廃棄型の現代社会の在り方そのものを持続可能なものへと変革していかなければなりません。 こうした変革を具体化するため、環境省は、 (1)廃棄物対策、公害規制、自然環境保全、野生動植物保護などを自ら一元的に実施するとともに、 (2)地球温暖化、オゾン層保護、リサイクル、化学物質、海洋汚染防止、森林・緑地・河川・湖沼の保全、環境影響評価、放射性物質の監視測定などの対策を他の府省と共同して行い、 (3)環境基本計画などを通じ政府全体の環境政策を積極的にリードしています。

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