令和7年9月10日(水)に大阪港で確認されたアリについて、専門家による同定の結果、ヒアリ類の1種である要緊急対処特定外来生物アカカミアリ(Solenopsis geminata)であることが確認され、その後、調査及び防除を行ってきたところです。
当初確認されたのは働きアリのみでしたが、9月25日(木)に実施した防除作業において、有翅女王アリ、幼虫及びサナギが新たに確認されましたので、お知らせします。
引き続き、発見場所において目視やトラップによる調査及び防除を大阪府・大阪市等と協力して実施し、定着防止の取組を進めます。
経緯
- 9/10(水)
- 環境省が実施する全国港湾調査の大阪港での調査において、調査事業者がコンテナヤード上で、アカカミアリと疑わしいアリ約100個体が舗装の継ぎ目から出入りしていることを確認。確認場所周辺に殺虫餌(ベイト剤)を設置。環境省が専門家に回収したアリの同定を依頼。
- 9/11(木)
- 環境省から依頼を受けた専門家が、当該アリについてアカカミアリであることを確認。
- 9/12(金)
- 環境省近畿地方環境事務所が追加の現地確認を実施。アカカミアリの働きアリ約800個体を確認。
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