温室効果ガスってなに?
最近よく耳にする「温室効果ガス」。地球温暖化の原因とされていますが、
どんなメカニズムによって温室効果をもたらしているのでしょう。
温室効果ガスがないと地球は凍る?
温室効果ガスによる地球温暖化の仕組み

温室効果ガスが赤外線を吸収し地球を温める
太陽から放射された熱エネルギーは、地球の表面を温めます。そして、温められた地表面から熱が赤外線として放出されます。二酸化炭素(CO2)やメタン(CH4)などの温室効果ガスはこの赤外線を吸収する性質を持っており、熱が宇宙に逃れることを防ぎ大気を温めているのです。現在の地球の平均気温は約14℃ですが、温室効果ガスがなければ約-19℃になるといわれています。近年は温室効果ガスが大量に排出された結果、大気中で吸収される熱が増加し、地球温暖化につながっていると考えられています。
温室効果ガスの種類は?
人為起源温室効果ガス総排出量に占めるガス別排出量(2019年)

※IPCC第6次評価報告書 WG3 Figure SPM.1-a「人為起源GHG排出量の推移」より(2019年の割合)
各項目の構成比を%で表示しています。端数処理の都合上、合計が100%になりません
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