今月のテーマ
南三陸FSC®認証林[南三陸森林管理協議会]
宮城県北東部、三陸海岸の南部に位置する南三陸町。この町は山に降った雨水が異なる水系に分かれて描かれる境界線に囲まれており、森・里・川・海のつながりを感じられる場所です。森林から流れ出た水は川を通って海へと注ぎ、海から陸へ吹きつけるミネラル豊富な空気が、再び山の森林を潤します。
江戸時代に、仙台藩の初代藩主である伊達政宗が城下町の川に大橋を架ける際、南三陸のスギを求めたことがきっかけで、この地は良質なスギの産地として広く知られるようになりました。現在は国有林・民有林を合わせて約12,600ヘクタールの森林が広がり、南三陸町の総面積の約77%を占めています。
その中のおよそ2,500ヘクタールが、『南三陸FSC(Forest Stewardship Council)®認証林』と呼ばれる森林です。FSC®認証とは、責任ある森林管理が行われているか客観的に評価するための国際的な制度で、10の原則と70の基準に基づく厳しい審査が課されます。その内容は森林の管理体制づくりから生態系の保全、労働者の安全管理、地域社会への貢献まで多岐にわたり、審査の際には第三者認証機関の審査員によって、当事者だけでなく周辺関係者への聞き取りも行われます。
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