今月のテーマ
モリ田守センター
[合同会社 モリ田守]
東京・新宿からバスで約1時間半。人と自然の共生を目指す「モリ田守センター」は、栃木県佐野市の山あいを走る国道からほど近いエリアにあります。地元の人でなければ分からないような山道をたどっていくと、豊かな森や田んぼがひっそりと広がっています。
生物多様性に配慮した減農薬の田んぼでは、沢の上流から清水を引き、水路にはコンクリートを使わず、昔ながらの手掘りの土水路が整備されています。冬も一部の田んぼに水を張り続ける独自の管理法が実践されており、その効果もあってか、多様な水辺の生き物が生息しています。特にカエルなど両生類は種数も生息数も非常に多く、シュレーゲルアオガエルやトウキョウダルマガエルなど、貴重な種も確認されています。また、ホタルにとっても住みやすい環境になり、今では県内有数のヘイケボタルの生息地になっています。
モリ田守センターは「シェアする学びの森」というコンセプトの下、企業・大学・地域と森を共有しながら生態系を守り、自然体験学習の場を作るための多面的な取り組みを進めています。こうした活動が評価され、2023年には自然共生サイトに認定されました。
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