やんばる国立公園
“やんばる(山々が連なり森の広がる地域)”という名前のとおり、本公園内には国内最大級の亜熱帯照葉樹林や、沖縄本島最大のマングローブ林が広がり、深い森の中にはヤンバルクイナをはじめとする地域固有の動植物が数多く生息しています。
10月に入ると沖縄には新北風(ミーニシ)と呼ばれる風が吹き始め、本格的な秋が到来します。そんな過ごしやすい季節におすすめなのが、伊部岳にある日本最大のオキナワウラジロガシを見に行くツアー。亜熱帯樹林の中を1時間半ほど歩いた場所にそびえるオキナワウラジロガシの巨木は、首里城築城の際に築城材として切り出された木の生き残りとの言い伝えもある名木。
現在、木のまわりには根元を保護するためのロープが張られていますが、離れた場所からでも圧倒的存在感は十分伝わってきます。運が良ければ遠くからヤンバルクイナの鳴き声が聞こえてくることもあるので、五感を研ぎ澄ませて歩きましょう。
※国⽴公園へは、新型コロナウイルス感染防⽌対策を徹底の上お越しください。
- THIS WEEK'S GUIDE
- 大嶋優希さん やんばる自然保護官事務所 アクティブ・レンジャー
コメント