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生物多様性

ペットとして輸入された生き物が日本に定着してしまいました。

ペットとして輸入された生き物が日本に定着してしまいました。

第03回外来種はどっち?

第03回答えはB

A : ニホンイシガメ

ニホンイシガメ
【分類】

イシガメ科

【生態:生息地など】

山麓部の池や沼、河川、湿地、水田などに生息する。甲長は1320cmで、甲羅は黄土色または黄褐色。初夏に産卵し、夏から秋にかけて孵化(ふか)する。冬は主に水中で越冬する。

【国内における確認状況】

在来種。

本州、四国、九州に分布。開発による生息環境の変化や水質の悪化、外来種であるアライグマによる捕食やアカミミガメとの競合などの影響で個体数が減少。環境省レッドリスト2020で準絶滅危惧種に選定されている。

B : アカミミガメ(ミドリガメ)

アカミミガメ(ミドリガメ)
【分類】

ヌマガメ科

【生態:生息地など】

池や流れのゆるやかな川などに生息。食欲旺盛で、水草や藻などの植物、魚類、甲殻類、水生昆虫など幅広く食べる。甲長は2028cmで、甲羅は緑褐色に黒や黄などの模様が入る。目の横に赤い模様があり耳にみえることが、「アカミミガメ」と呼ばれる由来。幼体のうちは甲羅の緑色が強く「ミドリガメ」と呼ばれている。

【国内における確認状況】

海外から持ち込まれた外来種。緊急対策外来種に指定。

アメリカ合衆国南西部原産。1950年代から幼体が「ミドリガメ」として輸入され、ペットとして販売された。飼いきれずに野外に放たれたものが広がり、北海道から沖縄まで全都道府県に分布。ニホンイシガメなど他のカメの卵を食べたり、生息環境を奪い合ったりするなど生態系への影響が懸念されており、またレンコンの芽を食べるなど農作物へも被害を及ぼしている。環境省及び農林水産省が作成した「生態系被害防止外来種リスト」において、「緊急対策外来種」に位置づけられている。

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環境省

今日の環境問題は、国民の日常生活や通常の事業活動から生ずる過大な環境負荷が原因となっており、その解決には、大量生産・大量消費・大量廃棄型の現代社会の在り方そのものを持続可能なものへと変革していかなければなりません。 こうした変革を具体化するため、環境省は、 (1)廃棄物対策、公害規制、自然環境保全、野生動植物保護などを自ら一元的に実施するとともに、 (2)地球温暖化、オゾン層保護、リサイクル、化学物質、海洋汚染防止、森林・緑地・河川・湖沼の保全、環境影響評価、放射性物質の監視測定などの対策を他の府省と共同して行い、 (3)環境基本計画などを通じ政府全体の環境政策を積極的にリードしています。

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