【2025年5月21日更新】関連資料の一部に修正がございましたので、差し替えました。
4月28日(月曜日)から5月9日(金曜日)までジュネーブ(スイス)において、化学物質・廃棄物関連3条約の締約国会議である、「残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約」(ストックホルム条約)第12回締約国会議、「有害廃棄物の国境を越える移動及びその処分の規制に関するバーゼル条約」(バーゼル条約)第17回締約国会議及び「国際貿易の対象となる特定の有害な化学物質及び駆除剤についての事前のかつ情報に基づく同意の手続に関するロッテルダム条約」(ロッテルダム条約)第12回締約国会議が合同開催され、条約ごとに技術的な議題や運用上の課題などについて議論が行われたほか、3条約間のシナジー強化や関連国際機関・枠組みとの連携を通じた効率的な対策の実施についての議論が行われました。
1.会議の主な結果
ストックホルム条約については、「クロルピリホス」、「中鎖塩素化パラフィン」及び「長鎖ペルフルオロカルボン酸(LC-PFCA)とその塩及びLC-PFCA関連物質」の条約附属書Aへの追加が決定されました。
バーゼル条約については、輸出相手国への事前通告・輸入国における同意回答手続(PIC手続)の改善に係る議論、附属書IVの見直しの検討等が行われました。
コメント