【2025年1月24日更新】関連資料の記載に一部誤りがございましたので差し替えました。
経済産業省では、「GX推進のためのグリーン鉄研究会」を設置し、グリーン鉄市場を拡大することで鉄鋼業のGXを推進していくためのアクションプラン等を検討していましたが、このほど、同研究会のとりまとめを行いました。
1.背景
鉄鋼業は、日本の温室効果ガス排出量の約1割(産業部門の4割弱)を排出しており、脱炭素化社会の実現にあたっては、GXの推進を通じた排出量削減が必要です。一方、脱炭素化された製鉄プロセスによる鉄鋼製品の製造コストは、初期においては、従来の製品よりも割高になる可能性があります。
現在、国内外においてグリーン鉄を販売する動きがありますが、GX投資を持続的に行うためには、「グリーン鉄」(グリーンスチール)市場の拡大が重要です。
経済産業省では、昨年10月に「GX推進のためのグリーン鉄研究会」を立ち上げました。同研究会は、5回にわたり議論を行い、市場拡大のためのアクションプラン等を検討した上で、このほど、とりまとめを行いました。
2.「GX推進のためのグリーン鉄研究会」のとりまとめの概要
本とりまとめにおいては、今後、以下に取り組むことが重要としています。
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