2025年の10月1日、モデル建物法(小規模版)が現行版の一次エネルギー消費量計算プログラムとして使用できるようになりました。

モデル建物法(小規模版)は、まだよく知らない人も多いと思います。この計算方法は、床面積が300㎡未満の小規模非住宅建築物の省エネ計算において、最も簡易な計算方法となります。この記事を読むと以下の内容を知ることができます。

モデル建物法(小規模版)の基本情報入力の特徴
モデル建物法(小規模版)の開口部入力の特徴
モデル建物法(小規模版)の断熱仕様入力の特徴

モデル建物法(小規模版)の特徴を押さえて、2025年度以降の小規模非住宅の省エネ計算に活用しましょう。モデル建物法(小規模版)とモデル建物法(通常版)の違いについてはこちらの記事でご確認いただけます。

モデル建物法(小規模版)の基本情報の入力

基本情報入力の特徴は、以下の通りです。

・階高の合計の入力が不要
・外周長さの入力が不要
・非空調コア部の判断が不要

なお、モデル建物法(小規模版)において、基本情報は「計算書様式SA 基本情報入力シート」に入力します。

出典:非住宅建築物に関する省エネルギー基準に準拠したプログラム「モデル建物法(小規模版)入力マニュアル」【 small_modelv3_manual_beta_20240909.pdf (lowenergy.jp)