
3Rとは、Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)の頭文字を取った3つのアクションの総称です。持続可能な未来のためには、リデュース=ごみの発生や資源の消費自体を減らす、リユース=ごみにせず繰り返し使う、リサイクル=ごみにせず再資源化する。この3つの考え方へ意識を転換し、アクションを起こしていく必要があります。
では、なぜ、意識の転換と行動が必要なのでしょうか。順を追ってみていきましょう。
なぜ3Rが必要なの?
「持続可能な未来」を阻害する問題の一つに、世界のごみが引き起こす環境問題があります。
ごみを焼却する時に排出される二酸化炭素、また、ごみの運搬にも多くのエネルギーを消費し、地球温暖化の原因の一つとなっています。海に目を向ければ、行き場を失った廃棄物やプラスチックごみが海洋環境や生態系に影響を及ぼしているほか、途上国では、埋め立て地に投棄され続けるごみが近隣住民に健康被害をもたらす状況も報告されています。
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