10月9日(水曜日)及び10日(木曜日)、経済産業省及び新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、第11回Innovation for Cool Earth Forum(ICEF)年次総会をハイブリッド開催しました。"How to Live within the Planetary Boundaries through Green Innovation"をメインテーマに、地球温暖化問題解決の鍵となるグリーン・イノベーションについて議論を行いました。93の国・地域から約1,700人にご参加いただきました。
会議の概要
ICEFは、日本のイニシアチブにより2014年に設立された国際的なプラットフォームであり、エネルギー・環境分野のイノベーションにより気候変動問題の解決を図るため、世界各国の閣僚や各分野をリードする有識者、指導者を招き、学界・産業界・政府関係者間の議論と協力を促進することを目的としています。
11回目を迎える本年は、グリーントランスフォーメーション(GX)の実現を目指し、エネルギー・環境関連の国際会議を集中的に開催する「東京GXウィーク」の取組の一環として、10月9日及び10日の2日間にわたりハイブリッド形式で開催しました。"How to Live within the Planetary Boundaries through Green Innovation"をメインテーマとし、地球温暖化問題解決の鍵となるグリーン・イノベーションに焦点が置かれ、プラネタリー・バウンダリー(人類が生存できる安全な活動領域とその限界点の概念)とエネルギー・トランジション、二酸化炭素除去等の気候安定化技術、水素の利活用への備え、原子力エネルギーなどについて議論が行われました。
コメント