6月14日、井上博雄 経済産業省資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部長とパク・チャンギ産業通商資源部水素経済政策官は韓国・ソウルにて、第1回日韓水素アンモニア等協力対話を実施し、協力枠組みの体制強化に向けた議論等を行いました。
今般の対話は、本年2月に立ち上げた「日韓水素アンモニア等協力対話」の第1回目の開催となります。本対話では、官民が一体となった協力枠組みの体制強化に向けた議論や両国が進める水素・アンモニア政策の動向について意見交換を行いました。対話の成果は以下の通りです。
1．双方は、両国の温室効果ガス削減目標（NDC）を達成し、エネルギー安全保障を確保するため、水素およびアンモニア等の分野で相互協力を強化することに合意しました。
2．双方は、「規格・標準に関する連携」について、官民一体となった協力強化に向けて、以下3つの作業部会を設置し、議論を加速させることに合意しました。また、今後、追加的に作業部会を設置することについても協議することとしました。- 炭素強度及び認証に関する作業部会
- モビリティ等の規格、標準連携に関する作業部会
- 水素等の安全に関する作業部会
3．双方は、グローバルなクリーン水素等サプライチェーンの構築における協力を拡大しつつ、水素経済エコシステムを広げていくためには、両国企業間の協力が重要であると互いに共感し、今後、両国の民間企業主導のクリーン水素等サプライチェーン協力の拡大策に関して模索することにしました。
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