5月12日、同7日の日韓首脳会談の結果を受け、東京電力福島第一原子力発電所(東電福島第一原発)のALPS処理水の現状に関する韓国政府向け説明会をハイブリッド形式(於:ソウル及びオンライン)で実施しました。
日本側から、海部篤外務省軍縮不拡散・科学部長、湯本啓市経済産業省資源エネルギー庁原子力事故災害対処審議官のほか、外務省、原子力規制庁、東京電力から、また、韓国側から、ユン・ヒョンス外交部気候環境科学外交局長のほか、外交部、国務調整室、科学技術情報通信部、海洋水産部、原子力安全委員会が参加しました。
説明会では、韓国側の関心事項を踏まえて、日本側との間で説明と質疑応答が行われました。
双方は、韓国側の関心を踏まえ、韓国専門家の福島第一原発への現地視察の派遣日程及びその内容につき集中的な議論を行いました。双方は、同視察団の4日間の日本訪問を手配することに合意しました。双方は、その内容を含む訪問の詳細を可能な限り速やかに仕上げるべく議論を継続することに合意しました。
- 我が国としては、今後も関係省庁等が一体となって、ALPS処理水の安全性や東電福島第一原発の状況についての情報を国際社会に対して透明性をもって丁寧に説明していく考えです。
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