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大気環境

能登半島地震の被災地におけるアスベスト大気濃度調査(第5次)の結果について

 環境省では、令和7年7月に、能登半島地震の被災地においてアスベスト大気濃度調査(第5次)を実施し、今般、その結果を取りまとめましたのでお知らせします。

能登半島地震の被災地におけるアスベスト大気濃度調査(第5次)の結果について

アスベスト大気濃度調査

(1)調査地点

能登半島地震の被災地6市町14箇所(7地点、各2箇所)において、アスベスト大気濃度調査を実施しました。

(2)調査方法

 試料の採取及び分析は「アスベストモニタリングマニュアル(第4.2版)」(令和4年3月 環境省水・大気環境局大気環境課)に基づき実施しました。
 本調査では、位相差顕微鏡法によりアスベスト以外の繊維も含む総繊維数濃度を求め、総繊維数濃度が1本/Lを超えた場合は、分析走査電子顕微鏡法により、繊維の同定(アスベスト繊維数濃度の測定)を行うこととしています。

(3)調査結果

調査を実施した全ての地点で、アスベスト大気濃度は通常の一般大気環境と同程度でした。
環境省では、石川県と連携し、能登半島地震の被災地におけるアスベスト大気濃度調査を今後も実施する予定です。

※今回の調査では、総繊維数濃度が1本/Lを超えた試料はなく、アスベスト繊維数濃度の測定は行いませんでした。
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環境省

今日の環境問題は、国民の日常生活や通常の事業活動から生ずる過大な環境負荷が原因となっており、その解決には、大量生産・大量消費・大量廃棄型の現代社会の在り方そのものを持続可能なものへと変革していかなければなりません。 こうした変革を具体化するため、環境省は、 (1)廃棄物対策、公害規制、自然環境保全、野生動植物保護などを自ら一元的に実施するとともに、 (2)地球温暖化、オゾン層保護、リサイクル、化学物質、海洋汚染防止、森林・緑地・河川・湖沼の保全、環境影響評価、放射性物質の監視測定などの対策を他の府省と共同して行い、 (3)環境基本計画などを通じ政府全体の環境政策を積極的にリードしています。

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