省エネに関する情報をまとめて共有

地球環境

「国連気候変動枠組条約第30回締約国会議閣僚級準備会合(プレCOP30 )」が開催されました

 2025 年10 月13 日から14 日、ブラジル連邦共和国・ブラジリアにおいて、「国連気候変動枠組条約第30 回締約国会議閣僚級準備会合(プレCOP30)」が開催され、高橋美佐子外務省気候変動担当大使(国際協力局審議官)ほかが出席した。

■  会合の概要

(1)日程・場所
 2025年10月13日 から14日
 ブラジル連邦共和国・ブラジリア

(2)主催
 ブラジル連邦共和国(COP30(国連気候変動枠組条約第30回締約国会議)議長国)

(3)出席者
 アルキミン・ブラジル連邦共和国副大統領及びシルヴァ同国環境気候変動大臣ら、閣僚級を含めて約60 か国が参加した。我が国からは、高橋美佐子外務省気候変動担当大使(国際協力局審議官)ほかが出席した。

■  概要

 アルキミン副大統領から、パリ協定の実施の加速、多国間主義の強化、気候レジームと人々の生活の連結性というCOP30 の3つの目的が示され、気候変動の取組を更に推進させるため、全締約国の責任や取組強化が呼びかけられた。
 グローバル・ストックテイク(GST)、公正な移行作業計画(JTWP)、適応等についての議論が行われた。各議題について、各国がその立場を主張するとともに、意見交換を行い、COP30 に向けて論点を示す場となった。
 日本からは、気候変動問題に対処する上で最も重要なことの一つは緩和(温室効果ガス削減)を進めることであると指摘し、パリ協定の下、1.5℃目標の達成に向けて主要排出国を含むあらゆる国が脱炭素化に取り組む必要性を訴えた。本年は各国の新たな温室効果ガス削減目標(国が決める貢献(NDC))の提出年であることを踏まえ、日本から、NDC の未提出国に対して早期に可能な限り野心度の高いNDC の提出を求めた。さらに、COP30 において、新たなNDCを踏まえた1.5℃目標からの現在地や同目標達成への今後の道筋、また、現行のNDC の世界全体での実施状況について議論することが必要であること等を主張した。

【参考】COP30議長国ブラジル連邦共和国からの発表
Pre-COP concludes with progress toward consensus on implementing agreements and strengthening adaptation
 
続きはこちら
  • 投稿者
  • 投稿者の新着記事
環境省

今日の環境問題は、国民の日常生活や通常の事業活動から生ずる過大な環境負荷が原因となっており、その解決には、大量生産・大量消費・大量廃棄型の現代社会の在り方そのものを持続可能なものへと変革していかなければなりません。 こうした変革を具体化するため、環境省は、 (1)廃棄物対策、公害規制、自然環境保全、野生動植物保護などを自ら一元的に実施するとともに、 (2)地球温暖化、オゾン層保護、リサイクル、化学物質、海洋汚染防止、森林・緑地・河川・湖沼の保全、環境影響評価、放射性物質の監視測定などの対策を他の府省と共同して行い、 (3)環境基本計画などを通じ政府全体の環境政策を積極的にリードしています。

  1. 第1回 中央環境審議会循環型社会部会 静脈産業の脱炭素型資源循環システム構築に係る小委員会 環境配慮設計推進ワーキンググループ/第2回産業構造審議会 イノベーション・環境分科会 資源循環経済小委員会設計認定基準ワーキンググループ合同会議

  2. 改正環境影響評価法の施行に関する技術検討会(第1回)

  3. 令和7年度 第2回グリーンファイナンスセミナー

  4. Jリーグ公式戦「アルビレックス新潟対ヴィッセル神戸戦」におけるモバイルバッテリー回収イベントの実施について~リチウムイオン電池による火災防止強化キャンペーン~

  5. 第37 回「星空の街・あおぞらの街」全国大会 in 美瑛町

  6. 日本・マレーシア環境ウィークの開催結果について

  7. 石綿救済法に基づく指定疾病の認定に係る医学的判定結果について

  8. 中央環境審議会水環境・土壌農薬部会総量削減専門委員会(第7回)の開催について

  9. 吉野熊野国立公園・吉野山におけるクビアカツヤカミキリ被害木の確認について

  10. 名古屋港飛島ふ頭におけるアカカミアリの確認について

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


RECOMMEND
RANKING
DAILY
WEEKLY
MONTHLY
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  1. 1
  2. 2
  3. 3

RELATED

PAGE TOP