JBO4中間提言の目的・位置づけ
JBO4中間提言は、2028年公表予定のJBO4の取りまとめを前に、「生物多様性国家戦略2023-2030」(以下「国家戦略」といいます。)の5つの基本戦略の下に設定されている計15の状態目標の達成に向けた状況について、2020年を基準年※2とした短期トレンド評価の結果を示すとともに、2030年ネイチャーポジティブの実現に向けた見通し等に関する中間レビュー結果を記したものです。
国家戦略では、その実施状況の中間評価や最終評価に関し、「本戦略に基づく取組の結果、我が国の生物多様性及び生態系サービスがどのように変化したのかを把握するために、(中略)『生物多様性及び生態系サービスの総合評価(JBO)』として情報をまとめる」旨及び「特に状態目標の評価に関しては、本戦略の達成状況の評価とJBOによる評価を連携させ、効果的・効率的な評価を行う」旨が記載されています。これを踏まえ、JBO4中間提言は、政府が生物多様性条約第7回国別報告書や国家戦略の中間評価を取りまとめる際に参照情報として活用される予定です。
※1:詳細は下記リンク先を参照。
https://www.env.go.jp/nature/biodiversity/jbo.html
※2:データの利用可能性に応じて1~3年程度前後する。
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