令和7年6月24日(火)に横浜港山下ふ頭に運びこまれたコンテナからアリが発見され、専門家による同定の結果、要緊急対処特定外来生物ヒアリ(Solenopsis invicta)であることが確認されましたので、お知らせします。
当該コンテナ内及びコンテナ外で確認された個体は直ちに殺虫され、コンテナは封鎖されました。殺虫作業を行った際には、働きアリ約2000個体、女王アリ約100個体、雄アリ約50個体、卵・幼虫及びサナギ計約500個が発見されました。
これは今年度7事例目のヒアリ確認事例です。(平成29年6月以降の累計は142事例)
経緯
- 6/18(水)
- 中国の廈門港から当該コンテナを積載した船舶が出港。
- 6/22(日)
- 東京港大井ふ頭に入港。
- 6/23(月)
- 東京港を出港。
同日、横浜港本牧ふ頭に入港。
- 6/24(火)
- 横浜港本牧ふ頭でコンテナを陸揚げし、コンテナヤード内に一時保管。
同日、山下ふ頭の荷さばき地に搬入。
事業者がコンテナを開封し、積荷を降ろしたところ、コンテナの奥に多数のアリを確認。また、積荷の下部に敷いていた段ボール片に、アリの成虫とともに卵・幼虫及びサナギが付着していることを確認。コンテナ内の個体及びコンテナ外の段ボール片に付着した個体を殺虫処理。コンテナを封鎖したのち、周囲を確認したところ、コンテナ奥の直下からアリが漏れ出していたため、殺虫処理。その後、ヒアリ相談ダイヤルに連絡。
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