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自然環境

生物多様性見える化システムの機能拡充について

1.環境省で運用している「生物多様性見える化システム」について、各自然共生サイトの最新情報や活動状況が確認できる「自然共生サイトみんなの取組」や、地方公共団体ごとの保全状況や目標等を確認できる「自治体ナビ」等の機能を拡充しましたので、お知らせします。
 
2.本システムを、自然共生サイトの認定申請に向けた情報収集や、認定後の多様な主体との連携等に活用いただくことで、自然共生サイトの認定促進等を図り、ネイチャーポジティブな地域づくりを推進してまいります。

■背景及びシステムの概要

 令和5年3月に閣議決定された「生物多様性国家戦略2023-2030」においては、30by30目標(※)の達成と多様な生態系のネットワーク化に向けて、生物多様性の重要性や保全効果を「見える化」することが重点施策として位置付けられています。具体的には、奥山から中山間地域、更に都市部まで陸域の全域をカバーする生物多様性の現状や保全上効果的な地域を可視化したマップを提供するとともに、更新可能なシステムを開発し、必要な機能を付加・充実させることとされています。
 これを踏まえ、環境省では、令和6年度から「生物多様性見える化システム」の設計・開発を進めており、令和7年4月から、当該システムの機能の一部として、保護地域、自然共生サイト、生物多様性保全上重要な場所等を地図上で確認できる「生物多様性マップ」及び自然共生サイトの取組内容等が確認できる「自然共生サイト検索ナビ」の試行運用を開始しておりました。
 今般、各自然共生サイトの最新情報や活動状況が確認できる「自然共生サイトみんなの取組」や、地方公共団体ごとの保全状況や目標等を確認できる「自治体ナビ」等の機能を拡充いたしました。
 併せて、試行運用でいただいた意見を踏まえ、「生物多様性マップ」についてデータを拡充・更新したほか、「自然共生サイト検索ナビ」については、既存の取組の検索や、支援マッチングへの活用を想定し、生態系タイプや支援の募集等の検索条件を追加しました。なお、今回の機能拡充をもって、試行運用を終了し、本格運用を開始いたします。
 本システムを、自然共生サイトの認定申請に向けた情報収集や、認定後の多様な主体との連携等に活用いただくことで、自然共生サイトの認定促進等を図り、ネイチャーポジティブな地域づくりを推進してまいります。
※2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする目標
 
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環境省

今日の環境問題は、国民の日常生活や通常の事業活動から生ずる過大な環境負荷が原因となっており、その解決には、大量生産・大量消費・大量廃棄型の現代社会の在り方そのものを持続可能なものへと変革していかなければなりません。 こうした変革を具体化するため、環境省は、 (1)廃棄物対策、公害規制、自然環境保全、野生動植物保護などを自ら一元的に実施するとともに、 (2)地球温暖化、オゾン層保護、リサイクル、化学物質、海洋汚染防止、森林・緑地・河川・湖沼の保全、環境影響評価、放射性物質の監視測定などの対策を他の府省と共同して行い、 (3)環境基本計画などを通じ政府全体の環境政策を積極的にリードしています。

  1. 中央環境審議会自然環境部会温泉小委員会(第22 回)

  2. 中央環境審議会地球環境部会(第154 回)

  3. 令和7年度災害廃棄物対策推進検討会(第3回)

  4. 令和7年度脱炭素製品等の需要喚起に向けた検討会(第1回)の開催について

  5. (仮称)島牧豊岡風力発電事業に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見の提出について

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  8. 「大気汚染物質に係る環境基準の見直しについて (第一次答申)」について(お知らせ)

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