12月9日(月曜日)から12日(木曜日)に、IAEA(国際原子力機関)職員及び国際専門家からなるIAEAタスクフォースが来日します。IAEAタスクフォースは、東京電力福島第一原子力発電所におけるALPS処理水の海洋放出に関する安全性レビューを行います。
IAEAタスクフォースには、独立した立場で参加するアルゼンチン共和国、英国、オーストラリア連邦、カナダ、韓国、中国、フランス共和国、米国、ベトナム社会主義共和国、マーシャル諸島共和国、ロシア連邦出身の11名の国際専門家が含まれます。
東京電力福島第一原子力発電所におけるALPS処理水の海洋放出に関するIAEA安全性レビューについて2021年4月、日本政府は、2年後を目途に、ALPS処理水を海洋放出する基本方針を公表しました。日本政府からIAEAに対してALPS処理水の安全性に関するレビューミッションの派遣等の協力を正式に要請し、同年7月、日本政府はIAEAとの間で付託事項に署名し、(1)技術的なレビュー、(2)規制に関するレビュー、(3)独立したサンプリング・データの裏付け分析、を含むALPS処理水の海洋放出に関する安全性レビューを実施することについて合意しました。ALPS処理水の海洋放出後、これまでIAEAタスクフォースによるALPS処理水の海洋放出に関する安全性レビューは2回実施されています。第1回は2023年10月に実施され、2024年1月に報告書が公表されました。また、第2回は2024年4月に実施され、同年7月に報告書が公表されました。詳細については、関連リンクをご覧ください。
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