今週のテーマ サステナブルファッション

日本国内における衣服の供給数は増加する一方で、衣服の価格は年々下がっています。そのため衣服のライフサイクルの短期化により廃棄が増え、焼却・埋め立て処分される量は年間で約48万tにものぼります。「大量生産・大量消費・大量廃棄」から、「適量生産・適量購入・循環利用」に変換する“サステナブルファッション”へ、その取り組みが始まっています。
例えば、今所有している1着を1年長く着るだけで、日本全体として4万t以上の廃棄量の削減につながるとされています。また、服をリメイクすれば、1着の服を長く着まわす楽しみも広がりますし、資源としてリサイクルの輪に乗せれば衣服が別の物に生まれ変わることもあります。他にも、必要かどうか買う前に見極めることや、生産や流通過程で地球環境に優しい循環型モデルを採用しているファッションに目を向けることもサステナブルにつながります。2050年に向けた「カーボンニュートラル」や「ファッションロスゼロ」の実現に向け、サステナブルファッションを楽しんでみませんか?
コメント