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生物多様性

【自然共生サイト】東近江市建部いきものの水路[株式会社IHI、滋賀県東近江市]

今月のテーマ


東近江市建部いきものの水路 [株式会社IHI、滋賀県東近江市]

東近江市建部いきものの水路

滋賀県南東部の愛知川(えちがわ)流域に、株式会社IHIと東近江市が連携して、生物多様性保全活動や環境教育の場を提供している『東近江市建部(たてべ)いきものの水路』があります。

この地域は、山地を流れる河川が運んできた砂礫が堆積する扇状地が発達し、水が地下にしみ込んで伏流しやすいという特徴があるため、昔から水の確保に苦労していました。このため、愛知川上流に農業用のダムが造られ、今では関西有数の水田地帯となっています。この農業用ダムからの排水路のひとつが、今回紹介する水路です。愛知川は、扇状地を流下することも相まって、昔から流れが途切れる『瀬切れ』現象が発生します。瀬切れは、例年ほぼ同じ区間で発生し、愛知川と琵琶湖を行き来する魚類などの生息に大きな影響を与えます。愛知川と接続する今回の水路は、その瀬切れ発生区間に位置しているため、愛知川本流の魚の避難場所として活用することができます。さらに、この水路を生き物がすみやすい環境に整えることで、琵琶湖の固有亜種であるビワマスやアユの生育環境が改善し、里にすむ身近な魚類などの生息環境も守られます。

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環境省

今日の環境問題は、国民の日常生活や通常の事業活動から生ずる過大な環境負荷が原因となっており、その解決には、大量生産・大量消費・大量廃棄型の現代社会の在り方そのものを持続可能なものへと変革していかなければなりません。 こうした変革を具体化するため、環境省は、 (1)廃棄物対策、公害規制、自然環境保全、野生動植物保護などを自ら一元的に実施するとともに、 (2)地球温暖化、オゾン層保護、リサイクル、化学物質、海洋汚染防止、森林・緑地・河川・湖沼の保全、環境影響評価、放射性物質の監視測定などの対策を他の府省と共同して行い、 (3)環境基本計画などを通じ政府全体の環境政策を積極的にリードしています。

  1. 地域生物多様性増進法に基づく「自然共生サイト」の認定 (令和7年度第2回)について

  2. JPRSIセミナー「ASEANにおける最新の気候変動政策の動向及び脱炭素投資の機会」

  3. 令和7年度「使用済紙おむつの再生利用等に関するガイドライン改定に関する検討会」(第2回)

  4. 令和7年度脱炭素製品等の需要喚起に向けた検討会(第1回)

  5. ペロブスカイト太陽電池の社会実装モデルの創出に向けた導入支援事業の公募について(三次公募)

  6. 中央環境審議会循環型社会部会廃棄物処理制度小委員会(第8回)の開催について

  7. 中央環境審議会自然環境部会温泉小委員会(第22 回)

  8. 中央環境審議会地球環境部会(第154 回)

  9. 令和7年度災害廃棄物対策推進検討会(第3回)

  10. 令和7年度脱炭素製品等の需要喚起に向けた検討会(第1回)の開催について

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