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生物多様性

繁殖時期によって模様が変化する、身近によく見られるチョウです。

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第26回 外来種はどっち?

写真/PIXTA(A・B(春型)のいきもの)

第26回 答えはB

A : ゴマダラチョウ

ゴマダラチョウ
【分類】

タテハチョウ科

【生態:生息地など】

平地から山地の雑木林、市街地の公園や農耕地などに広く生息。幼虫はエノキやエゾエノキの葉を食べ、成虫は花の蜜は吸わず、クヌギやコナラなどの樹液や、腐った果実などを吸う。エノキの根元や落ち葉の裏面などに幼虫の状態で越冬し、成虫は5〜9月頃に姿を見せる。

【国内における確認状況】

在来種。

北海道南西部、本州、四国、九州に分布。都市部のエノキにも発生するため、市街地などの身近な場所でよく見ることができる。

B : アカボシゴマダラ

アカボシゴマダラ
【分類】

タテハチョウ科

【生態:生息地など】

生息環境は在来種のゴマダラチョウと類似し、里山的環境から都市部まで広く生息。幼虫はエノキの葉などを食べ、成虫は花の蜜や樹液、腐った果実などを吸う。成虫は、少なくとも年に3回、春から秋まで繰り返し発生し、春型と夏型で斑紋が異なる(写真は夏型)。

【国内における確認状況】

海外から持ち込まれた外来種(奄美亜種を除く)。特定外来生物に指定(奄美亜種を除く)。

原産はベトナム北部から中国、朝鮮半島。国内への侵入経路は人為的な放蝶と考えられる。1995年に埼玉県で確認されて以降、関東地方を中心に東海・近畿地方などにおいても確認されており、在来種のオオムラサキやゴマダラチョウなどと競合する可能性がある。奄美諸島に生息する別亜種(奄美亜種)を除き、外来生物法により特定外来生物に指定されている。

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環境省

今日の環境問題は、国民の日常生活や通常の事業活動から生ずる過大な環境負荷が原因となっており、その解決には、大量生産・大量消費・大量廃棄型の現代社会の在り方そのものを持続可能なものへと変革していかなければなりません。 こうした変革を具体化するため、環境省は、 (1)廃棄物対策、公害規制、自然環境保全、野生動植物保護などを自ら一元的に実施するとともに、 (2)地球温暖化、オゾン層保護、リサイクル、化学物質、海洋汚染防止、森林・緑地・河川・湖沼の保全、環境影響評価、放射性物質の監視測定などの対策を他の府省と共同して行い、 (3)環境基本計画などを通じ政府全体の環境政策を積極的にリードしています。

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