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「生物多様性国家戦略2023-2030の実施状況の中間評価(案)」及び「生物多様性条約第7回国別報告書(案)」に関する意見募集(パブリックコメント)について

「生物多様性国家戦略2023-2030の実施状況の中間評価(案)」及び「生物多様性条約第7回国別報告書(案)」について、広く国民の皆様からの御意見を募集するため、令和7年11月4日(火)から同年12月3日(水)まで意見募集(パブリックコメント)を実施します。 

■ 概要

 (1)生物多様性国家戦略2023-2030の実施状況の中間評価(案)について
 本中間評価は、生物多様性基本法に基づき、令和5年3月に閣議決定された「生物多様性国家戦略2023-2030」(以下「国家戦略2023-2030」といいます。)において、「本戦略の実施状況の点検・評価に当たっては、国際的な報告・評価プロセスのタイミングを踏まえて、効果的・効率的に実施することとする。具体的には、グローバルレビューに向けて各国に提出が求められる国別報告書を作成するタイミングに合わせ、指標や個別施策の実施状況の周期的な点検や、本戦略の中間評価や最終評価を行う。」とされていることに基づき実施しているものです。
 本中間評価(案)の構成は以下のとおりです。特に、第一部の構成は、生物多様性条約第7回国別報告書への活用を見据えて、同報告書様式に対応させています。
 ・第1部 5つの基本戦略と国別目標の進捗状況
  国家戦略2023-2030の「第1部 戦略」に対応させて、5つの基本戦略([1]生態系の健全性の回復、[2]自然を活
 用した社会課題の解決、[3]ネイチャーポジティブ経済の実現、[4]生活・消費活動における生物多様性の価値の認
 識と行動(一人一人の行動変容)、[5]生物多様性に係る取組を支える基盤整備と国際連携の推進)並びに基本戦略
 の下に定めた計15の状態目標及び計25の行動目標(計40の国別目標)のそれぞれについて、進捗状況を総合的に評価
 するとともに、主な成果や課題、今後の方針等を取りまとめています。
 ・第2部  行動計画の進捗状況
  国家戦略2023-2030の「第2部 行動計画」に対応させて、行動目標ごとに掲げた計392の具体的施策について、取
 組状況、成果、課題、今後の方針等を取りまとめることで、進捗状況を点検しています。
 ・第3部 総括
 上記の第1部と第2部の結果から国家戦略2023-2030全体の進捗状況を集約して示すとともに、主な成果や今後の課 
 題等について記しています。

(2)生物多様性条約第7回国別報告書(案)について
 生物多様性条約第26条に基づき、各締約国は条約の実施状況等を取りまとめた国別報告書を締約国会議へ提出することとされています。国別報告書は、提出後に条約事務局のホームページ(http://www.cbd.int/)において公開されます。我が国は国別報告書を過去6回提出しており、今回で7回目となります。
 第7回国別報告書は、令和8年秋にアルメニアで開催予定の生物多様性条約第17回締約国会議(COP17)において行われることとなっている、生物多様性に関する世界目標「昆明・モントリオール生物多様性枠組」(以下「新枠組」といいます。)の実施状況を把握・分析するグローバルレビューのための基礎情報となります。
 本国別報告書(案)の構成は、令和7年2月に開催された生物多様性条約第16回締約国会議(COP16)再開会合第二部で合意されたレビューの仕組み等に基づくものとなっています。
 ・セクションⅠ 報告書作成プロセスの概要
 ・セクションⅡ 新枠組に沿った国家戦略の改訂・更新状況
 ・セクションⅢ 国別目標に対する進捗状況の評価
 ・セクションⅣ 新枠組のグローバルゴールに貢献する国の進捗状況の評価
 ・セクションⅤ 生物多様性条約及び新枠組の国内実施に関する結論
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環境省

今日の環境問題は、国民の日常生活や通常の事業活動から生ずる過大な環境負荷が原因となっており、その解決には、大量生産・大量消費・大量廃棄型の現代社会の在り方そのものを持続可能なものへと変革していかなければなりません。 こうした変革を具体化するため、環境省は、 (1)廃棄物対策、公害規制、自然環境保全、野生動植物保護などを自ら一元的に実施するとともに、 (2)地球温暖化、オゾン層保護、リサイクル、化学物質、海洋汚染防止、森林・緑地・河川・湖沼の保全、環境影響評価、放射性物質の監視測定などの対策を他の府省と共同して行い、 (3)環境基本計画などを通じ政府全体の環境政策を積極的にリードしています。

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