【2024年3月25日発表資料更新】関連資料に誤りがございましたので、訂正して差し替えました。
本日、海洋エネルギー・鉱物資源開発計画を改定しました。本計画は、海洋エネルギー・鉱物資源の具体的な今後の開発の計画などを示すため、海洋基本計画に基づき経済産業省が策定するものです。
1.背景
海洋エネルギー・鉱物資源開発計画(以下、「開発計画」という。)は、海洋基本法に基づく海洋基本計画(閣議決定)で定められた開発の目標を具体化するため、経済産業省が策定しています。
令和5年4月28日に第4期海洋基本計画が策定されたことを受け、開発計画についても、各分野の現状を踏まえ見直しすることが定められました。これまで、分野別の有識者会議において開発計画の改定案の検討を行い、令和6年2月の総合資源エネルギー調査会資源・燃料分科会において取りまとめを行いました。その後、開発計画の改定案のパブリックコメントを実施し、本日改定されました。
2.概要
今般の開発計画改定にあたっては、従来の海洋エネルギー・鉱物資源に関する計画のみならず、石油・天然ガス等のエネルギー資源とカーボンニュートラルの実現の両立に向けて、CCSを新たな分野として追加し、資源開発とCCSを一体で取り組むことを示しました。
なお、海洋エネルギー・鉱物資源開発は世界的にも例が少なく先端的であると同時に、不確実性が高く極めて難度の高い技術開発であるという側面を踏まえ、商業化に向けた見直しが可能な柔軟性を持たせつつ、目標達成に向け着実に取り組んでまいります。
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