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自然環境

高病原性鳥インフルエンザに係る野鳥サーベイランスの 対応レベル「3」から「2」への引き下げについて

 北海道根室市における高病原性鳥インフルエンザウイルスの検出(野鳥国内225例目等)を受け、野鳥監視重点区域を指定し、野鳥監視を強化してきました。 
 その後、野鳥の大量死等の異常は確認されなかったため、令和7年6月5日(木)24時に当該区域を解除しました。 
 これにより、指定している野鳥監視重点区域が1箇所(北海道)となったことから、「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」に基づき、野鳥サーベイランスにおける全国の対応レベルを「対応レベル3」から「対応レベル2」に引き下げます。

野鳥監視重点区域について

・「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」に基づき、野鳥監視重点区域は、同区域での続発がなければ以下を1日目として28日目の24 時に解除することとしています。
 - 野鳥及び飼養鳥の場合は、回収日の次の日を1日目とする
 - 家きんの場合は、防疫措置完了日の次の日を1日目とする
 - 環境試料(糞便、水等)の場合は、採取日の次の日を1日目とする
 

対応レベルについて

・高病原性鳥インフルエンザの発生状況により環境省が野鳥サーベイランスの対応レベルを設定し、対応レベルに応じて、鳥類生息状況等調査(野鳥の異常の監視等)と死亡野鳥等調査を実施しています。
・現在指定している野鳥監視重点区域(北海道根室市)については、当該区域内での続発がなければ、令和7年6月10日(火)に解除する予定です。国内の野鳥監視重点区域がすべて解除となった場合は、対応レベルを1に引き下げます。
※「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」において、対応レベルの設定及び調査内容は、以下を基本とすることとしています。ただし、近隣国発生情報等により、国内での発生状況に関わらず、対応レベルを上げることもあり得ます。

表1 対応レベル
 対応レベル1  発生のない時(通常時)
 対応レベル2 国内単一箇所において、国内の野鳥、家きん及び飼養鳥で高病原性鳥インフルエンザの感染が確認された場合(国内単一箇所発生時)
 対応レベル3   国内単一箇所発生から28日以内に国内の他の箇所において、野鳥、家きん及び飼養鳥で感染が確認された場合(国内複数箇所発生時)

表2 対応レベルごとの調査内容
 対応レベル等
 鳥類生息状況等調査
    ウイルス保有状況の調査(死亡野鳥等調査)
 検査優先種1  検査優先種2  検査優先種3  その他の種
 対応レベル1  情報収集  1羽以上  3羽以上  5羽以上  5羽以上
 監視
 対応レベル2  監視強化  1羽以上  2羽以上  5羽以上  5羽以上
 対応レベル3  監視強化  1羽以上  1羽以上  3羽以上  5羽以上
 野鳥監視重点区域  監視強化  1羽以上  1羽以上  3羽以上  3羽以上
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環境省

今日の環境問題は、国民の日常生活や通常の事業活動から生ずる過大な環境負荷が原因となっており、その解決には、大量生産・大量消費・大量廃棄型の現代社会の在り方そのものを持続可能なものへと変革していかなければなりません。 こうした変革を具体化するため、環境省は、 (1)廃棄物対策、公害規制、自然環境保全、野生動植物保護などを自ら一元的に実施するとともに、 (2)地球温暖化、オゾン層保護、リサイクル、化学物質、海洋汚染防止、森林・緑地・河川・湖沼の保全、環境影響評価、放射性物質の監視測定などの対策を他の府省と共同して行い、 (3)環境基本計画などを通じ政府全体の環境政策を積極的にリードしています。

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