マンションを適正かつ計画的に維持管理することは、マンションにおける快適な居住環境の確保はもとより、資産価値の維持向上にもつながります。
しかし、居住者の高齢化に伴う管理組合役員の担い手不足や、管理に関する専門的知識の不足等により、区分所有者のみでは適正な管理が難しい場合があり、こうしたケースでは、マンションを適正に管理するために外部の専門家を活用することも有効です。
そこで、東京都では、管理組合や管理規約がない等、管理不全の兆候があり、区分所有者のみでは管理の適正化が困難なマンションの管理運営を支援するため、一定期間、マンション管理士を管理組合の役員等として無料で派遣する事業を開始します。
派遣されたマンション管理士は、区分所有者による自立的な管理の実現に向けて、管理組合等と協力しながら、管理の諸問題を解決します。
このたび、令和7年度の応募者(候補マンション)を下記のとおり募集しますので、ご確認の上、是非ご利用ください。
記
1 事業の流れ
(1)応募者の募集
支援を希望する区分所有者による任意の団体等からの応募を先着順で受付します。
(2)支援対象マンションの決定
マンション管理士が区分所有者に対して本事業の説明を行い、支援の実施にかかる区分所有者の意向を確認の上、都が支援対象マンションとして決定します。
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