東アジア・アセアン経済研究センター(ERIA)は、10月23日(木曜日)に、「アジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)での炭素市場構築に関する国際会合」に係る成果レポートを公表しました。本レポートは、本年5月と8月に、経済産業省が環境省と共催して実施した同名の会合における議論の成果を取りまとめたものです。
1.AZEC・DCM国際会合について
AZEC・DCM国際会合は、2024年10月の第2回AZEC首脳会合で採択された「今後10年のためのアクションプラン」に明記された事項のうち、「サプライチェーン全体にわたる温室効果ガス(GHG)排出の可視化を通じた産業の競争力向上」、及び、「十全性(質)の高い炭素市場の推進」に関する内容を議論するための政策実務者間の対話として立ち上げたものです。
本年5月に第1回会合をオンラインで開催し、8月に兵庫県神戸市で第2回会合を開催しました。
なお、2024年までに2回開催された「AZECでのJCM利活用促進に関する国際会合」(AZEC・JCM国際会合)は本会合に統合されています。
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