東京都では訪日外国人の増加に伴い、バス運転士の多言語対応の需要が高まっています。また、「東京2025デフリンピック」開催を契機に聴覚・言語障害者を含む誰もが安心して利用できる環境づくりが求められています。
他方で、バス運転士の担い手不足が深刻化する中、業務負荷の軽減と円滑なコミュニケーションの両立が課題となっています。こうした背景を踏まえ、バスの運転席周辺にAI翻訳透明ディスプレイを設置し、多様な利用者とのコミュニケーションにおける有効性・利便性を検証しつつ、バス運転士の負担軽減やAI翻訳透明ディスプレイ導入に向けた課題整理・検討を実施します。
運行概要
運行期間
令和7年11月14日(金曜日)~28日(金曜日)
運行ルート
渋谷区コミュニティバス「ハチ公バス」
※神宮の杜(もり)ルート(神宮前・千駄ヶ谷ルート)(外部サイトにリンク)で実証
関係者(敬称略)
協力
渋谷区
運行事業者
東急バス株式会社
民間事業者(AI翻訳透明ディスプレイの提供)
TOPPAN株式会社
また、令和8年1月下旬頃にも別エリアでの実証を予定しています。
AI翻訳透明ディスプレイ設置イメージ
※写真の写り加減で着色されて見えますが、実物は透明です。
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