環境省は、学校教職員のほか、行政関係者、民間企業、NPO/NGO、大学生・大学院生等の環境教育や体験活動、地域づくりに関心のある方を対象に、「体験の機会の場」に認定されているOMソーラー株式会社 地球のたまご(運営:OMソーラー株式会社)と連携した研修を、静岡県浜松市において開催します。開催日程は、令和7年8月23日(土)です。
■研修の目的
その一環として、体験の機会の場※1に認定されているOMソーラー株式会社 地球のたまご(運営:OMソーラー株式会社※2)と連携し、「自然エネルギーを活用した住まいづくりの場から学ぶ」~気候危機の時代に考える私たちの住まいと暮らし~をテーマに研修を行います。
本研修では、自然エネルギーを活用したモデルハウスの見学や太陽エネルギーを利用した実験等の体験活動、身近な住まいや暮らしにおける行動の変容を促すためのアプローチを考えるためのグループワークなどを通じて、効果的な環境教育プログラムを企画、実践することができるリーダー人材を育成するための研修を行います。
また、同時に、本研修は環境教育や体験活動、地域づくりに関心のある多様な参加者を対象としており、持続可能な社会づくりに関心を持つ参加者間の交流、ネットワークの構築につながることを目的として実施します。
※1 体験の機会の場について 環境教育等による環境保全の取組の促進に関する法律(平成15年法律第130号)第20条に基づき、民間の土地・建物の所有者等がその土地・建物を自然体験活動等の体験活動の場として提供する場合に、申請に基づき、都道府県知事・指定都市等の認定を受けた体験活動の場です。 認定に当たっては、安全確保や実施体制に関することなどが要件となっており、環境教育の質の高さを担保するとともに、安心して参加できる体験活動の機会の提供につながっています。現在、本施設を含め全国35か所の場が認定を受けています。
※2 OMソーラー株式会社について
昭和62年に創業。「環境と共生する地域建築の創造と普及を通じて社会貢献を。」を企業理念に、太陽熱を室内に取り入れて家全体を温めるシステム「OMソーラー」の開発・販売などに取り組んでいます。
「地球のたまご」は、OMソーラー株式会社の本部施設の名称で、様々な技術が生まれていくように、との思いをこめて「地球のたまご」と名付けられました。約33,000㎡に及ぶ自然豊かなフィールドを、体験活動の場として小中高生や教職員のほか、全国の企業や団体の方々に開放し、エネルギーや自然共生などに関する学びの機会を提供しています。
令和5年1月、浜松市長により、環境教育等による環境保全の取組の促進に関する法律に基づく「体験の機会の場」に、浜松市内で初めて認定されました。
【参考】
発表済みの令和7年度教職員等環境教育・学習推進リーダー養成研修の開催については、以下のとおりです。
・令和7年度教職員等環境教育・学習推進リーダー養成研修の開催について(令和7年5月2日(金)付け環境省報道発表)
https://www.env.go.jp/press/press_04862.html
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