届出を忘れたり、基準に適合していない場合はどうなるのか。

法律により定められているため罰則があります。

届出を忘れている場合 または 虚偽の届出を行った場合

50万円以下の罰金

が課せられる場合があります。虚偽 つまり嘘の情報で届出を行っていると忘れていた場合と同じような罰則となります。

基準に適合していない場合

届出の場合(100万円以下)

指示・命令の対象となります。それを無視すると100万円以下の罰金となります。命令に違反した場合は、罰則(100万円以下の罰金)の対象となる可能性があります。
建築物省エネ法Q&A(国土交通省出典)

まず、【指示】が来て、次に【命令】が来て、【罰金】という段階があります。ただ届出の場合は、基準適合義務は基本的にはないため、指示がそもそもないのではないかと思われます。

不適合である旨の説明を行ったことをもって指導や罰則の対象となることはありませんが、省エネ基準に不適合である場合、建築主の省エネ基準適合に向けた検討に資するよう、省エネ性能確保のための措置を説明していただく必要があります。

建築物省エネ法Q&A(国土交通省出典)

適判の場合(300万円以下)

届出と同じく、指示・命令の対象となります。それを無視すると300万円以下の罰金となります。