給湯設備の一次エネルギー消費量の計算において給湯機の能力値以外に影響を及ぼす要素があります。これらは、能力値ほど一次エネルギー消費量に影響は及ぼしませんが、エネルギーの消費効率を上げるためには必要不可欠な要素です。この記事を読むと、以下のようなことを知ることができます。
・一次エネルギー消費量に影響を及ぼす能力値以外の要素
・それらの要素(保温仕様・節湯器具)の評価方法
・評価の際の注意事項
給湯設備の能力値以外の要素マスターして、楽に申請手続きを突破しましょう!
一次エネルギー消費量に影響を及ぼす能力値以外の要素
能力値以外で、一次エネルギー消費量に影響を及ぼす要素は以下のとおりです。
配管の保温仕様
節湯器具
配管の保温仕様
給湯配管から熱が逃げることによる給湯機のエネルギー消費のロスを減らすため、配管を断熱(保温)することを指します。ロックウール断熱材などで給湯配管を保温することにより、熱損失が減り、エネルギー消費の効率が向上します。
節湯器具
使用するお湯の量を節約することで、給湯機のエネルギー消費を抑えることができる器具のことを指します。自動給湯栓などが節湯器具に該当します。
保温仕様
保温仕様は「モデル建物法入力マニュアル」で定められた項目から選択します。
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