10月6日(日曜日)、経済産業省及び国際エネルギー機関(IEA)は、「LNG産消会議2024」を広島で開催しました。今回の会議は、官民対話に重点を置き、LNG輸入者国際グループ(GIIGNL)と連携して開催しました。
開催に先駆けて、議論を喚起するディスカッションペーパーを経済産業省とIEAの連名で公表し、これに基づき、政府セッションの他、官民のパネルディスカッションを実施しました。こうした、LNG生産国と消費国の官民対話を通じ、ネットゼロに向けたLNGの役割について議論しました。
会議の成果を資源エネルギー庁とIEAの連名で、共同議長サマリーとして取りまとめました。
今回で第13回目となる「LNG産消会議2024」は、官民対話に重点を置き、GIIGNLとも連携して開催し、対面で268名の参加を得ました。本会議では、事前に公表したディスカッションペーパーに基づき、官民が一体となって、ネットゼロに向けたLNGの役割、ガスセキュリティの強化、LNGバリューチェーンの低炭素化、ファイナンスの役割について議論しました。
本会議の冒頭、村瀬資源エネルギー庁長官から、今年のLNG産消会議のテーマを「Future of LNG, security, affordability, and decarbonization」と設定し、エネルギートランジションに向け、エネルギー安全保障と安定的な価格でのエネルギー確保を同時達成するという課題に取り組まなければならず、天然ガス・LNGが担う役割について再認識が求められる旨を発信しました。
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