2.本ワークショップは、ASEAN各国によるPaSTI-JAIFプロジェクトの成果共有等を目的として実施されました。環境省からも、地球温暖化対策の推進に関する法律(温対法)に基づく温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度(SHK制度)等について発表を行い、ASEAN各国と意見交換を行いました。
開催概要
2025年7月1日(火)・2日(水)
■開催場所
法曹会館(東京都千代田区霞が関1-1-1) 川崎エコタウン
活動のポイント
- PaSTI※1は我が国に強みのある、温対法に基づく、事業者単位のSHK 制度の実績を生かし、アジアの国において企業等の温室効果ガス(GHG)排出量の透明性向上の制度構築を支援し、GHG 排出量の削減を促進する取組です。
- PaSTI-JAIFは、JAIF※2を活用し、OECCが実施事業者、シンガポールが提案者(プロポーネント)となり、ASEAN地域における施設レベルのGHG排出量算定・報告の促進による透明性強化を行うプロジェクトです。2019年から活動が開始され、フェーズ1及びフェーズ2では、「ASEAN地域の施設レベルGHG 算定・報告ガイドライン設計のためのロードマップ」の策定、「施設レベルのGHG排出量算定・報告に関するASEANガイドライン」、「ASEAN加盟国における温室効果ガスパイロットプロジェクトの算定・報告の実施に関するガイダンス」の策定などを行ってきました。
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