今週のテーマ 環境省×Jリーグ

サッカーと環境省。一見接点がなさそうに見えますが、実はJリーグと環境省には「地域に根差したSDGsの取り組みに力を入れている」という共通点があります。Jリーグは創設以来、クラブが本拠地とするホームタウンで自治体、地域住民、地域の企業などとさまざまな社会連携活動を進めています。その中には、スタジアム周辺のごみ拾い、再エネを利用した試合の脱炭素化など、環境保全や地域の持続可能性を高める活動も少なくありません。
2021年6月には、そうした文化を持つJリーグと環境省がともに気候変動対策を進めることを目指し、連携協定を締結しました。その輪は各クラブに広がり、例えば、松本山雅FCは昨年、中部山岳国立公園と連携して自然体験と試合観戦を組み合わせた旅行ツアーを実施。レノファ山口FCは、環境省中部四国地方環境事務所や地元金融機関とSDGs推進を目指す連携協定を結ぶなど、具体的なプロジェクトが生まれ始めています。
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