都市デジタルツインの実現を目指すProject PLATEAU では、これまで、浸水シミュレーション等の実施を通じ、防災分野での解決策を各地で提供してきました。 今般、こうした防災DX の取組を加速すべく、国土交通省都市局と国立研究開発法人防災科学技術研究所(防災科研)が連携して、防災・災害対応に寄与する新たなシステム環境構築を目指して以下のプロジェクトを開始します。 |


■被災現場支援ツールの開発
内閣府SIP 施策※と連携し、災害救助時に救助員が、PLATEAU データを現場で参照することで、被
災前の家屋等の状況を把握することのできる被災現場支援ツールを一部地域で実装します。(上記左図)
※ https://www8.cao.go.jp/cstp/gaiyo/sip/
■除雪優先度算出システムの開発
気象データや建物形状などの科学的な根拠に基づいた除雪優先度の情報を参照することで、より適切
かつ効率的な除雪計画の策定および除雪作業を支援するシステムを開発します。(上記右図)
■PLATEAU 全国会議での発表
2025 年6月2日に開催される「PLATEAU 全国会議」において、現在の開発状況や今後の取組につい
て、防災科研先進防災技術連携研究センター研究総括の伊勢正氏が登壇して解説を行います。
(イベントページ: https://ascii20250602.peatix.com)
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