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自然環境

野鳥における高病原性鳥インフルエンザ発生状況について(疑い事例、宮城県栗原市)

 宮城県栗原市で令和7年10月9日(木)に、マガンの死亡野鳥1羽が回収され、国立研究開発法人国立環境研究所で遺伝子検査を実施したところ、同年10月10日(金)にA型鳥インフルエンザウイルスが検出された旨の報告がありました。 
 本事例は、今シーズンで一例目の、野鳥における高病原性鳥インフルエンザ発生が疑われる事例となります。今後、本事例について、病原性検査を実施し、高病原性鳥インフルエンザであるか否かを確認します。 
 この報告を受け、回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定し、野鳥の監視を強化します。

詳細情報

  回収日   場所

検体情報

簡易検査  遺伝子検査 野鳥監視重点区域
都道府県 市町村

検体の種類

鳥種名 結果判明日 結果 結果判明日 結果 指定日
疑い事例 10/9 宮城県 栗原市

死亡野鳥

マガン 10/9 陰性 検査中 10/10

※ 現時点では、遺伝子検査でA型鳥インフルエンザウイルスが検出された段階であるため、病原性は未確定であり、高病原性鳥インフルエンザウイルスが確認されたわけではありません。今後、高病原性鳥インフルエンザウイルスの遺伝子検査を引き続き国立環境研究所で実施予定です。最短で令和7年10月15日(水)に病原性が判明する可能性がありますが、検体の状態によっては判明するまで数日以上かかる可能性があります。
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環境省

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