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今月のキーワード 代替食<!--(エコ ディーアールアール)-->

ポイント!
近年国内外で環境に配慮した食生活への関心が高まっており、食の生産・流通過程での温室効果ガス排出に配慮した食材として代替食が注目を集めています。食生活を楽しみながら、少しずつ見直してみてはどうでしょうか?
普段あまり意識されませんが、生産時や加工時にはビニールハウスなどの施設を稼働させたり機械を動かしたりし、また輸送時には車・船・飛行機を使うなど、食品の生産・加工・流通の過程ではさまざまな形でCO2が排出されています。また、合成肥料や農薬の生産、家畜のげっぷなども温室効果ガス増加の原因であると言われています。
商品やサービスの原材料調達から廃棄・リサイクルに至るまでのライフサイクル全体を通して排出される温室効果ガスの排出量を CO2に換算して、商品やサービスに分かりやすく表示する仕組み(カーボンフットプリント)があり、食品のなかでも排出量が多いものと少ないものがあることが分かります。特に肉や乳製品は他の食材に比べて温室効果ガス排出量が多くなっています。こういった情報が広まるにつれ、温室効果ガス排出量の低い野菜を中心とした菜食や、輸送にかかる排出が抑えられる地産地消など、エコな食生活の選択肢が増えてきています。
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