

2012年にドラムボーカルというスタイルで
デビューした、シシド・カフカさん。
ドラマーにとってドラムスティックは
消耗品ですが、大切な資源がごみに
なることを
もったいないと感じ、
それをアクセサリーにアップサイクルする
ブランド「LAZZUL(ラズル)」を
立ち上げました。
日々の暮らしのなかでも、ごみを
増やさない工夫を実践しているという
シシドさんに、エコについての
考えをお聞きしました。
年間200本以上も消費される
ドラムスティック
アルゼンチンに滞在していた中学生の頃にドラムを始め、2012年にドラムを叩きながら歌うドラムボーカルというスタイルでデビューした、シシド・カフカさん。ドラマーにとってなくてはならないドラムスティックですが、常に最高のサウンドを出すために、頻繁に交換するのはごく当たり前のことでした。
「5時間くらいのリハーサルを2、3回やると、ドラムスティックの表面が細かく裂けてきます。そうなると音が変わってしまうので、新しいものと交換しています。ただ、私のようにそんな状態になるまで使っているドラマーは少ないかもしれません。大抵はヒビが入る前に、ちょっとでも違和感を覚えたら新しいドラムスティックに替えていると思います。多い人だと、年間で200本以上使っているのではないでしょうか」
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